小児矯正

小児矯正とは

小児矯正のメリット

• 早期発見と治療: 成長期に矯正を行うことで、問題を早期に発見し、軽度のうちに治療できます。
• 顎の成長誘導: 成長を利用して顎の成長をコントロールし、正しい噛み合わせを促します。
• 永久歯の位置改善: 永久歯が正しい位置に生えるように誘導し、将来の歯並びを整えます。
• 健康な口腔環境: 矯正治療により、むし歯や歯周病のリスクを減少させ、健康な口腔環境を維持します。

小児矯正の対象年齢

小児矯正は一般的に6歳から12歳までの子供が対象です。この期間は顎の成長が活発であり、矯正治療の効果が最も得られやすい時期です。具体的な治療開始時期は、個々の成長や歯の状態によりますので、歯科医師の診断が必要です。

小児矯正の種類

1. 第1期治療（早期治療）

   • 乳歯と永久歯が混在する時期に行う治療です。顎の成長を誘導し、スペースを確保することで、永久歯が正しい位置に生えるようにします。

2. 第2期治療

   • 永久歯が生え揃った後に行う治療です。歯並びや噛み合わせを整え、永久歯を理想的な位置に誘導します。

小児矯正の流れ

1. 初診と診断

   • 口腔内の診査とレントゲン撮影を行い、歯並びや噛み合わせの問題を診断します。

2. 治療計画の作成

   • 患者様の成長や歯の状態に基づき、最適な治療計画を立てます。

3. 矯正装置の装着

   • 選択した矯正装置を装着し、歯の移動や顎の成長を誘導します。

4. 定期的な通院

   • 定期的に通院し、治療の進行状況を確認し、必要な調整を行います。

5. 治療完了と保定

   • 矯正治療が完了した後、歯の位置を安定させるために保定装置（リテーナー）を使用します。保定期間も定期的なチェックが必要です。

小児矯正のケアと注意点

• 正しいブラッシング: 矯正装置を装着している間は、特に口腔内の清潔を保つことが重要です。正しいブラッシング方法を指導します。
• 定期検診: 定期的な検診を受け、治療の進行状況を確認しましょう。
• 食事の注意: 硬い食べ物や粘着性のある食べ物は避けるように指導します。
• 保定期間の重要性: 治療完了後も、保定装置を使用して歯の位置を安定させることが重要です。

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院長より